第1回「頭頸部がん患者友の会」報告
2016年10月27日(木)日本歯科大学附属病院 8階牛込ホールに於いて、第1回頭頸部がん患者友の会を開催いたしました。この会は、日本歯科大学附属病院の協賛で、参加者は、患者とその家族、医療関係者、支援者など、様々な分野からの参加で、頭頸部がんは、がん全体の中でも少ない部位のがんであること、精神的回復と有意義な生存を支援するための患者会が必要であると認識出来る会になりました。
まず、ご出席いただけなかった方からのメッセージ紹介させて頂きました。
・東京都知事 小池百合子
・自由民主党 衆議院議員 渡辺博道(前厚生労働委員長)
当日公務のためお越しいただけなかったため祝辞をいただきました。
頭頸部がん患者友の会 祝辞
「頭頸部がん患者友の会」の発足に当たりご挨拶申し上げます。 「頭頸部がん患者友の会」が発足されますことについてお祝い申し上げるとともに、発足にご尽力された関係者の皆様に深く敬意を表します。 我が国の頭頸部がん患者の罹患数は増加傾向にあると言われており、多くの患者様が、社会とのつながりを失う不安や、仕事と治療の両立が難しいなど社会的苦痛を抱えています。 本日の会は、頭頸部がん患者の患者様やご家族にコミュニケーションの機会を設け、精神面からサポートする場と伺っています。こうした素晴らしい取組が全国に広がるよう、今後の活躍にご期待申し上げます。 最後に、皆様方の今後のますますの御発展、御健勝を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。
自由民主党 衆議院議員
前厚生労働委員長 渡辺博道
続いて「頭頸部がん患者友の会」組織メンバー紹介
そして理事紹介ということで大阪患者会代表 三木 祥男より「患者会に期待すること」をテーマに、患者会の必要性、病院と患者会が2人3脚でケアをしていく必要性を11年に渡る御自身の経験から話していただきました。
[講演1]頭頸部がん患者友の会 会長 西脇 恵子より、頭頸部と呼ばれる部位、術後それぞれに合ったリハビリの考え方など、わかりやすく講演(資料)させていただきました。
[講演2]東京医科歯科大学 歯学部附属病院 小児歯科 非常勤講師 高 真紀子先生より、口腔ケアについての必要性など画像を見ながら解説、講演していただきました。
講演会の後は、患者、患者家族、医療関係者、支援員のご参加を頂き、グループごとに分かれ自己紹介から始まり、困っている事、聞きたい事、など様々な情報の交換をする事が出来ました。